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Oracle OpenWorld

オラクル、新プラットフォームでコンテナネイティブのアプリ開発を支援

Stephanie Condon (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2017-10-06 11:16

 Oracleは、「Oracle OpenWorld 2017」で米国時間10月2日に発表した「Oracle Container Native Application Development Platform」をアーリーアダプター向けに公開している。このプラットフォームは、クラウド上でコンテナベースのアプリケーションの構築や配備、運用の簡素化を実現するもの。Oracleはこれにより、クラウドアプリケーションを手がける近代的な開発者の支援を目指す。

 このプラットフォームは、「Oracle Container Engine」(「Kubernetes」クラスタの作成と管理を目的としたKubernetesのマネージドサービス)と、「Oracle Container Registry Service」(複数のデプロイメント環境をまたいでコンテナイメージを格納、共有するプライベートなコンテナレジストリサービス)、「Oracle Container Pipelines」(包括的なコンテナライフサイクル管理サービス)という3つの新しいサービスから構成されている。これらのサービスは個別に、あるいは一括して利用できる。

 Oracle Container GroupのバイスプレジデントであるBob Quillin氏は米ZDNetに対して、「コンテナや、コンテナネイティブなアプリケーションは、ベアメタル上におけるキラーアプリの1つだ」と述べている。

 またQuillin氏によると、この新プラットフォームは同社のPaaS製品開発とアプリケーションイニシアティブに直接関係しており、開発者に「フリクションレス(摩擦を感じさせない)エクスペリエンス」を提供するものだという。

 この新プラットフォームでは「Kubernetes 1.7」が用いられ、標準に基づいたオープンなアプローチが提供される。また、レジストリサービスでは「Docker V2」準拠のAPIが用いられる。

 Quillin氏は、「これらはすべて、顧客が社内で使用するものだ」と述べるとともに、「クラウド上で作業する場合、顧客は自社の標準と整合性のある、プラグイン可能な類似のスタックを使いたいと思うはずだ。これこそがわれわれの、そしてより幅広いコミュニティー全体における取り組みの原動力となっている。(中略)標準となるであろうスタックは存在している。人々はベンダーに対して『あなたがたに採用してほしいスタックはこれだ。というのも、われわれは社内でこのスタックを使っているからだ』と訴えている」と続けている。


 Oracleはまた、「Fn Project」というサーバレス開発プロジェクトをオープンソース化している。これが、Oracle Application Development Platformにサーバレス機能をもたらすという。

 Quillin氏は、このオープンソースプロジェクトにおける「われわれの目標は、コミュニティーとともに取り組むことにある」と述べるとともに、「サーバレス分野は標準化が十分になされていないものの1つだ。(中略)サーバレスアーキテクチャをどのようなかたちでまとめ上げるのかという取り組みのほとんどは、オープンソースコミュニティーで始まったばかりだ。これには、オープンソースコンテナに向けた動きや、オープンソースのKubernetesに向けた動きから得られるメリットと同様のものを期待できる」と述べている。

 同氏によると、Fn Projectはオープンソースのサーバレスプロジェクトという観点から見た場合、比較的先を進んでいるという。同氏は「人々は自らで関数を起動でき、Oracleはいずれそれに基づいたサービスを提供していく」と述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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