YKイノアス(東京都文京区)は、仮想化技術を使って情報系基盤を刷新した。10月4日に発表された。
YKイノアスは、化学製品、合成樹脂、電子材料などを販売する企業。カーペット・壁紙・床材などの内装材全般、金物・屋根材・設備機器などの販売や、独自の防水技術に基づく防水工事の施工、保険代理業を展開している。
セキュリティの強度を高め、拡張性のあるIT基盤の構築を2016年から検討してきた。ハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)製品「HPE SimpliVity 380」と次世代ファイアウォールを組み合わせることで、拡張性の確保、セキュリティ強化、運用の効率化、災害対策などを可能にした。
これまで個別に導入していたサーバやストレージなどを一台の筐体に集約し、ITインフラをシンプルにすることで導入や運用の手間を省き、総所得コスト(TCO)を削減するとしている。また、必要に応じて機器を増設するだけでリソースを拡張できる仕組みとなっている。