情報漏えい対策ソフト「FileShell」最新版--OneDrive格納ファイルを自動保護

藤本和彦 (編集部) 2017年10月11日 10時08分

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 NECは10月10日、情報漏えい対策ソフトの最新版「InfoCage FileShell V3.2」と、同ソフトの統合型システム「Application Platform for File Protection」の販売を開始した。最新版は、クラウドストレージサービス「OneDrive for Business」に格納されたファイルの自動保護に対応し、保護されたファイルの社外での利用状況を可視化する機能も追加した。

 FileShellは、権限のある利用者のみがファイルを操作できる自動ファイル保護システム。ローカルディスクやファイルサーバなどに格納されたファイルを自動で保護する仕組みとなっている。万が一、保護ファイルが外部に流出しても、暗号化と認証技術を組み合わせることで情報漏えいを防止する。保護ファイルは、既存のアプリケーションでそのまま利用できるとしている。

 OneDriveはWindows 10への移行とあわせて利用の拡大が見込まれていることから、同サービスに格納されたファイルの自動保護に対応した。誤って機密情報を含むファイルをアップロードしたり、アクセス権の設定不備によって意図しない範囲に誤ってファイルが共有されたりといった情報漏えいのリスクを軽減する。

OneDrive格納ファイルの自動保護イメージ
OneDrive格納ファイルの自動保護イメージ(出典:NEC)

 データ保護機能「Azure Rights Management(Azure RMS)」と連携して保護ファイルの利用状況を可視化する機能を新たに追加。保護ファイルの使用状況を追跡する「Azure RMS Document Tracking」と連携することで、タイムライン上や地図画面上で、保護ファイルがいつ、どこで、誰によって利用されているかをリアルタイムに確認できる。

 特定のファイルが閲覧、あるいは閲覧失敗したときにメールで通知したり、不審な閲覧要求が続く場合にファイルへのアクセス権を無効化したりも可能だ。標的型攻撃やメール誤送信などでファイルが外部流出した際の関係者以外による保護ファイルの閲覧可否状況や、関係者が社外に持ち出した保護ファイルの利用状況を管理者側で把握できるようになる。

 ファイル暗号化システムの導入に必要な管理サーバやソフトウェア、ハードウェア、システム構築作業をパッケージ化した統合型システムを新たに提供する。検証済の構成製品によるシステム構築のため、従来よりも短納期、低コストでファイル暗号化環境を導入できるとしている。

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