ユーザーとクラウドを結ぶリボンのようなビジネスモデルを推進するリクルートでは、同社の各サービスを横断的に利用できる「リクルートID」のバックエンド部分にHDPを採用している。
50のサービスからデータを収集し、147のサイトと76種類のアプリケーションからアクセスログを収集し、月間クエリ数は1億を超えるビッグシステムを200台以上のサーバで運営してきた。同社は収集データを統合し、業務DMなどを通じてユーザーにとって利便性の高いサービス提供を目指している。
ユースケースについては詳しく明かせないと述べつつも、「外部集客では広告、内部集客ではメールマガジン、UI/UXを改善するためパーソナライズ化や推奨の最適化を行っている」(リクルートテクノロジーズ ビッグデータ部 データプラットフォームユニット ユニットリーダー 添田健輔氏)という。
リクルートテクノロジーズ ビッグデータ部 データプラットフォームユニット ユニットリーダー 添田健輔氏