企業決算

IBMの第3四半期、「z Systems」販売やクラウド事業が好調

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2017年10月18日 10時42分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 IBMは米国時間10月17日、2017会計年度第3四半期決算(9月30日締め)を発表した。新しい「IBM z Systems」メインフレームの販売に加えて、クラウド事業やコグニティブコンピューティング事業が好調だった。

 第3四半期の売上高は前年同期比1%減の192億ドル、非GAAPベースの1株あたり利益は3.30ドルだった。GAAPベースの1株あたり利益は2.92ドルだった。

 アナリストらは売上高を186億ドル、非GAAPベースの1株あたり利益を3.28ドルと予想していた。また、アナリストらは同社の利益の質に注目するだろうと見込まれていた。

 しかし最も注目されたのは、同社の定番商品であるメインフレームの販売が好調だったために売上高が予想を上回った点だった。最新のz Systemsは、セキュリティが強化され、移送中のデータを暗号化するようになっている。データ漏えい事件が頻発するなか、IBMはこの特長によって新たな市場機会を見出している。同製品の売上高が前年同期比64%増となったことから考えて、顧客が興味を示しているのは明らかだ。

 また、「戦略的必須事項」の売上高が全体の45%を占めた。アズ・ア・サービスの年間ランレートは94億ドルだった。

 通期の見通しについて、IBMは非GAAPベースの利益が1株あたり13.80ドル以上になるとみている。

 その他の主な業績は以下の通り。

  • コグニティブソリューション事業の売上高は前年同期比4%増の44億ドル。
  • グローバルビジネスサービス(コンサルティングなど)事業の売上高は2%減の41億ドル。
  • テクノロジサービス&クラウドプラットフォーム事業の売上高は3%減。
  • システム事業の売上高は10%増の17億ドル。
IBM Q3
IBM Q3
IBM Q3

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
トランザクションの今昔物語
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算