Salesforceは米国時間10月24日、エンタープライズマーケットプレイス「AppExchange」の強化を発表した。新しいツールとパートナーが加わっており、インテリジェントな検索、パーソナライズされたレコメンドなどの機能も加えている。

AppExchange担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるLeyla Saka氏は米ZDNetに対し、新バージョンの提供開始は、AppExchangeがシンプルなアプリディレクトリから「幅広い機能を備えたエコシステム」へと進化することを意味すると説明した。今日、Salesforceの顧客でAppExchangeから入手したアプリを使っている顧客の比率は87%だという。SalesforceがAppExchangeをスタートしたのは11年前のことだ。最新のアップデートでは「顧客が適切なソリューションだけでなく、そのような機能があるとは知らない潜在的なソリューションも発見できるよう支援する」ことで、特にパーソナライズ機能によりリーチの拡大を図るという。
アップデートにより、AppExchangeは顧客のいる場所、インストール履歴、サイト上での行動、プロフィールデータ、似たような顧客の行動などの情報に基づいたレコメンデーションが可能になった。
一方で、シンプルなアプリディレクトリから継続して進化するにあたって、AppExchangeはSalesforceのオンライン学習プラットフォーム「Trailhead」のコンテンツも提供するようになった。Trailheadの「トレイル」がProduct Collectionページに統合されるため、顧客は自分たちが探しているアプリに関連した学習素材も発見できる。
最新版では「Lightning Data」も統合し、顧客は購入可能なデータセットにアクセスできるようになった。また、AccentureなどSalesforceのパートナーによる、すぐに使えるサービス「Lightning Bolts」も含まれる。
Seka氏によると、AppExchangeは最終的に、Salesforceが関連するもの全てを顧客が探すことができるハブの役割を目指すという。「アプリを購入するにしても、コンポーネントでも、データセットでも良いし、ボットやアルゴリズムだって可能になるかもしれない」とSeka氏は述べている。
同時期に発表されたIDCの報告書(Salesforceがスポンサーとなった)では、Salesforceのエコシステム(顧客、パートナー)がもたらす経済効果を、2022年までに330万人分の雇用創出につながり、8590億ドル相当の新規の売り上げを生む規模と予測している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。