セキュアブレインは10月19日、モバイルアプリになりすましの検知機能を組み込む開発キット(SDK)「MORE(モア)」を発売した。機械学習でリスクスコアを判定し、異常な振る舞いを検知する。伊セキュリティ企業のXTNが開発。欧州の大手銀行やECサイトで導入実績があるとしている。
利用者の動的要素や端末情報、ネットワーク環境など数百のパラメータを収集し、機械学習技術によるリスクスコアで判定することで、通常とは異なる動きを検知する。なりすましによるログインをリアルタイムに通知し、ウェブベースのコンソールで統計情報などを管理することができる。
金融機関やEC企業のほかにも、ログイン認証が必要なサービスを展開している企業であれば、アプリケーションになりすまし検知機能を実装可能となっている。
動作環境はiOS 8以上、Android OS 4.1以上、Windows Phone 8.1、Windows 10 Mobile。費用は個別見積もり。
システムの概要(出典:セキュアブレイン)