日本ヒューレット・パッカード(HPE)は10月26日、パブリッククラウド「Microsoft Azure」のサービスをオンプレミスで利用可能にする「HPE ProLiant for Microsoft Azure Stack」の提供を始めた。希望小売価格は3063万2600円(税別)。
運用管理ソフト「HPE OneView」を搭載しており、ソフトウェアとファームウェアのアップデート管理や、システム状況の監視が容易となる。また、インフラ規模の増減や実際の使用量に応じて料金を支払うことが可能。これにより、パブリッククラウドと同等のコストで導入できるとしている。
また、同社のハードウェア、ソフトウェア、サービスと、Azure Stackをシームレスに活用できるように支援するサポートセンターを米国に開設した。ユースケースのテストやPoC(概念実証)デモなど、ハイブリッドクラウド戦略の立案が可能。また、同社とMicrosoft Azureの専門家が、導入リスクを軽減するための支援を提供する。