Riverbed Tethnologyは、レガシーインフラストラクチャと次世代ネットワークがクラウド化およびデジタル変革に及ぼす影響を調べた「Riverbed Future of Networking Global Survey 2017」の結果を発表した。
それによると、レガシー・インフラストラクチャが自社のクラウドやデジタル戦略を阻んでいるという点で数多くの意見の一致を見せる結果が出ているとのこと。
調査は米国、オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、日本、英国の9カ国における年間収益5億ドル以上の企業のIT意思決定者1000人(米国のみ200人、他地域は100人)を対象に、メールでアンケートした。それによると、レガシーインフラストラクチャが自社のクラウドやデジタル戦略を阻んでいるという点で、数多くの意見の一致を見た。
本調査の主な結果は下図の通り。
本調査の主な結果
結果の中で注目されるのは、回答者のほぼ全員(97%)が、レガシーネットワーク・インフラストラクチャでは、クラウドおよびハイブリッドネットワークの移り変わる要求を満たすことに課題があると回答したことだという。一方、回答者の91%が自社のクラウド戦略が効果を最大限に発揮するには次世代ネットワークが不可欠であると回答し、98%がビジネスニーズとエンドユーザーのニーズを満たすためには次世代ネットワークが不可欠であると回答した。
また、日本においても他国と同様に、ネットワークのデジタル化が急速に進む中においてSD-WAN導入の必要性が浮き彫りとなった。