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日本株展望

強材料がそろいすぎて不安!? 日経平均に過熱も

ZDNet Japan Staff

2017-11-06 10:35

今日のポイント

  1. 先週発表の米ISM景況指数、米雇用統計はともに強い内容。日米とも、景気・企業業績は好調
  2. 日経平均に短期的な過熱感。上昇率の高い景気敏感株を売り、出遅れ好業績の小型株などに乗り換えを考えても良いと考える

 これら2点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

先週発表の米景気指標は強い内容

 先週の日経平均は、1週間で531円上昇し、2万2539円となった。米国株も高値更新が続いている。日米ともに、景気・企業業績が好調で、好業績株を買う「業績相場」が続いている。先週発表になった米国の景況指数は、強い内容だった。

10月の米ISM景況指数は強い内容

 ISM製造業景況指数は、9月よりやや低下したものの、高水準である。ISM非製造業景況指数は上昇して60を超え、非常に好調といえる状況だ。

米ISM景況指数の推移:2014年1月~2017年10月


出所:米ISM供給公社

10月の米雇用統計も、強いと言える内容

 一番注目が高い、非農業部門雇用者数が前月比26.1万人の増加。事前予想(31万人増)より低かったものの好調といえる内容である。理由は8・9月の雇用の伸びが合わせて9万人、速報値よりも増額修正されているからだ。それも勘案すると、今回、発表された10月の雇用者数は、強いといえる。

米雇用統計:非農業部門の雇用者増加数(前月比):2014年1月~2017年10月


出所:米労働省

 通常は非農業者雇用者数が前月比で20万人以上伸びていれば、米景気は好調とみなされる。ただし、9月と10月はハリケーンがあったため、統計の見方が異なる。8月末から9月にかけて米国を襲った大型ハリケーンの影響で、9月は雇用者の伸びが低くなり、10月は反動で大きくなると見られていた。

 9月は雇用者数の伸びが前月比1.8万人増と低くなった。10月は予想より低いものの26万人増と大きく伸びている。

 米雇用情勢が強いことは、ハリケーンの影響が出ていない完全失業率でも分かる。9・10月とも低下が続き、4.1%まで低下した。米国は実質的に完全雇用状態にあると言える。

米雇用統計:完全失業率:2014年1月~2017年10月


出所:米労働省

 雇用統計では、賃金上昇率も重要な指標である。10月は前年同月比2.4%増とやや上昇率が鈍った。ただ、米雇用情勢は総じて強いといえる。

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