Salesforceは米国時間11月6日、同社のモバイルアプリ開発を支援する次世代版ツール「mySalesforce」を発表した。mySalesforceにはローコードアプリ開発ツールが含まれており、すべてのビジネスユーザーはアプリを構築し、「App Store」や「Google Play」上で自社ブランドのアプリとして公開するという流れを数週間という短期間で実現できるようになる。
同社が「Dreamforce 2017」カンファレンスの場で発表したところによると、この新プラットフォームは「Sales Cloud」や「Service Cloud」「Community Cloud」「Salesforce Platform」のあらゆる顧客が利用できるようになるという。mySalesforceアプリの構築には、ドラッグ&ドロップで利用でき、柔軟な設定が可能なコンポーネントのライブラリを提供する「Salesforce Lightning App Builder」を用いることになる。
また、このプラットフォームには公開を迅速に行うための「Listing Wizard」という新たなツールも搭載されている。同ツールには、順を追って公開プロセスを指示してくれる機能や、承認を依頼する前にアプリのテストや設定を行う機能が含まれている。これに加えて、クラッシュや、問題のあるユーザーインターフェース、リンクの欠落といった、アプリの公開が拒否される典型的な要因を洗い出すこともできるようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。