日本株展望

「ダウの犬」を手なずけよう--日本の好配当利回り株の選び方

ZDNet Japan Staff 2017年11月09日 10時30分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今日のポイント

  1. 「ダウの犬」戦略とは
  2. 「ダウの犬」を日本株に応用
  3. 実際にポートフォリオを作ってみる

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 どんなスポーツも初心者はまず基本をしっかり学ぶことから始める。プロ選手でも、スランプに陥ったら「基本に返れ」「基本を思い出せ」と言う。

 好配当利回り株への長期投資は、株式投資で最初に学ぶべき基本中の基本だ。「株式投資に初めて挑戦する人」「株の売買に自信はあるが、最近どうもうまくいかない人」は、基本に返って「好配当利回り」について学ぼう。

 今回は大型の好配当利回り株に投資する「ダウの犬」戦略を紹介する。

「ダウの犬」戦略とは

 米国で有名になった投資手法である。投資方法は極めてシンプルだ。

  1. NYダウ採用銘柄(30銘柄)を配当利回りの高い順に並べ、上位10銘柄を選ぶ。その10銘柄に等しい金額投資をする
  2. 1年後にもう一度NYダウ採用の配当利回り上位10社をスクリーニングする。1年前に投資した銘柄で上位10社から外れた銘柄を売却し、代わりに新規に上位10社に入った銘柄を買う
  3. 1年ごとに上記の方法でリバランス(銘柄入れ替え)を続ける

 これだけである。このシンプルな投資方法でNYダウを上回るパフォーマンスが出ることが多かったので、「ダウの犬」戦略は有名になった。

「ダウの犬」を日本株に応用

 この方法は日本株にも応用可能だ。NYダウは米国に上場する時価総額の大きい銘柄30から構成される。日本で言えば、時価総額上位30社は「コア30」といわれる指数である。コア30に入る30銘柄から、配当利回りの高い10銘柄を選べば、「ダウの犬」と同様の戦略を採ることができる。11月8日時点では以下の10銘柄がそれに該当する。

東証1部コア30採用銘柄のうち配当利回り上位10社


注:配当利回りは1株当たり年間配当金(会社予想)を11月8日株価で割って算出

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
トランザクションの今昔物語
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算