調査

国内SMBでも「第3のプラットフォーム」が拡大--年平均6.2%で成長

NO BUDGET

2017-11-13 07:00

 IDC Japanは、国内中堅中小企業(SMB)のIT支出動向を発表した。「第3のプラットフォーム」に対する支出額は、2017年に2兆9869億円(前年比5.3%増)を見込んでいる。2016年以降は2021年まで年平均6.2%のペースで成長すると予測している。

 IDCでは、クラウド、モビリティ、アナリティクス、ソーシャルといった技術を「第3のプラットフォーム」と定義。中堅中小企業においても、第3のプラットプラットフォームへの支出額が大きく拡大し、IT市場全体をけん引するとみている。

 2017年2月に実施した「国内SMBユーザー調査」によると、中堅中小企業ではモビリティの導入が進んでいるものの、クラウドやアナリティクスの導入率は10〜20%台にとどまっている。ただ、IT活用の効果に「売上拡大」や「業務プロセス変革」を挙げる中堅中小企業では、第3のプラットフォームを積極的に導入する傾向にあったという。

国内SMBを対象にした第3のプラットフォームへの支出額予測
国内SMBを対象にした第3のプラットフォームへの支出額予測(出典:IDC Japan)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]