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“新生”Dr.Sumで新たな市場狙う--インメモリで大規模データ処理に照準 - (page 2)

藤本和彦 (編集部)

2017-11-13 07:00

使いやすく集計表に没頭できるデザインに

 レポーティングツール「Datalizer」のインターフェースも大きく刷新された。特にウェブ用ツールの自由度を高めた。「集計表に没頭できる」(技術本部 Dr.Sum開発部 部長 笹原徹氏)ようにデザインを一新し、右クリックのメニュー操作にも対応した。

 セル範囲の指定で集計エリアの上部に集計データの個数・合計・平均を表示するようにした。「こうしたExcelライクな機能はユーザーから好評価を得ている」(笹原氏)という。

 WebOLAP機能も強化した。管理者が用意した集計表を使って、ユーザーが自分専用にカスタマイズできるようになった。例えば、行列や集計項目に設定されていない項目を追加したり、複数の項目を1つの項目にグループ化したりといった操作が可能だ。

Dr.Sum Datalizer for Webの画面イメージ
Dr.Sum Datalizer for Webの画面イメージ

 ドリルダウンやドリルスルー、絞り込み、ソートについても、定義ファイルを設定しなくても動的に操作できるようになった。

 「UIの見た目や操作性は10年間ほとんど変わっていなかった。使っているユーザー数も多いので、大きな改修に踏み込めなかった。大きな変更のリスクを考えて、守りの姿勢になっていた」(笹原氏)

 Excel用アドインもユーザーインターフェースが大きく変わった。集計後に表示される操作リボンを新たに実装。操作可能なアクションがアクティブになり、直感的に操作できるようにした。「Excelアドオンも作り直したことで描画速度を高速化した。ウェブ用UIほどの派手さはないが大きな進化を遂げている」(同)

 新旧のインターフェースを切り替えられるという。旧デザインで使い慣れたユーザーでも安心してバージョンアップできるように考慮した。データベースなどの互換性も確保している。

大企業などの新たな市場を開拓

 生まれ変わりを図った“新生”Dr.Sum。ツールの高速化とデータの大容量化を進める背景には、主戦場の中堅中小企業だけでなく、大企業などの新たな市場を開拓したいという狙いがある。

 「Dr.Sumはこれまで、中堅・中小規模向けのBIツールというイメージが強かった。今後はこれまでの活用領域を超えて、大規模データの高速集計にも対応する製品として市場にアピールしていきたい」(大畠氏)

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