三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)は、リスク管理部門・市場部門・投資銀行部門・外為業務などを対象に、UiPathのRPA(Robotic Process Automation)技術を活用したソリューションを導入した。11月13日、導入プロジェクトを担当したアクセンチュアが発表した。
今回の導入プロジェクトでは、単純大量業務だけでなく、複雑少量業務の効率化にも適用された。SMFGでは、業務分析からTo-Beモデル設計、実装までをアクセンチュアの協力の下実施し、引き続き、グループベースで生産性向上、強靭なコスト体質の実現を目指していく。
また導入にあたり、アジャイル開発手法を利用することで短期間でのRPA実装を可能になったという。アクセンチュアは、新たなオペレーションモデルの確立にむけて、RPA導入の実行戦略・技術検証・ロードマップ策定や、SMFGの全社レベルでのRPAガバナンスの向上を図るガイドラインの策定も担当した。