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AWS re:Invent

AWS、機械学習による脅威検知サービス「GuardDuty」を正式提供

Asha McLean (ZDNet.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2017-11-30 12:24

 Amazon Web Services(AWS)は、インテリジェンスベースの新しい脅威検知サービス「GuardDuty」を発表した。機械学習を利用して異常を探し出し、疑わしい点が見つかったらユーザーに通知する。

 新サービスは、公開イベントやAWS上で生成されたイベントをスキャンし、傾向やパターン、異常を探す。スキャンの結果は、証拠と修復のための推奨アクションとともに、脅威のレベルを低中高の3種類にランク分けしてユーザーに表示される。


提供:AWS

 AWSでセキュリティおよびイノベーション担当バイスプレジデント兼最高情報セキュリティ責任者を務める Stephen Schmidt氏は、米国時間11月28日夜に年次イベント「AWS re:Invent」で新サービスを発表した。同氏の説明によると、GuardDutyはクリック1回で有効にでき、脅威検知にこれまで必要だった複雑な操作をなくしたという。

 Schmidt氏は、「継続したセキュリティ監視は、誰もが目指しているものではあるが、業務のペースを落とさずに大規模に実施するのは、複雑で費用が高くつく」と述べた。

 「従来型の脅威検知には専用のセキュリティインフラの導入や維持が必要だ。率直に言って、これは自動化が難しく、スケーラブルでもない。既存の多くのソリューションは、オンプレミス環境向けに設計されていた」(Schmidt氏)

 GuardDutyは、脅威情報に関するいくつかのフィードを含む複数のデータストリームを読み込み、悪意のあるものとしてフラグが立てられたIPアドレスやドメインに目を光らせる。同時に、ユーザーのAWSアカウントで悪意のある行動や不正な行動を特定できるよう学習する。

 Schmidt氏によると、GuardDutyは、すばらしい精度で脅威を検知するという。

 「たとえば、侵入されたAmazon EC2インスタンスがビットコインをマイニング(採掘)したり、攻撃者がインフラをスキャンしたりしている場合だ」とSchmidt氏は説明する。

 「『誰かが自分の認証情報を利用して、以前に利用したことのないロケーションで通常は使わない種類のインスタンスを開始していないか』など、侵入の兆候がないか、AWSアカウントへのアクセス行動も監視する」(Schmidt氏)

 GuardDutyは、完全にAWSインフラ上で稼働し、エージェントやセンサのインストールが不要で、稼働するのにネットワークアプライアンスも必要ない。

 過去7カ月間に50以上の顧客やパートナーがGuardDutyを利用しており、AWSは28日から正式にサービスの提供を開始した。最初の30日間は無料で試用できる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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