KDDIとJR東、走行列車で5Gによる8K/4K映像伝送の連続ハンドオーバーに成功

NO BUDGET

2017-12-05 09:47

 KDDIと東日本旅客鉄道(JR東日本)は、第5世代(5G)移動通信システムを用いた走行列車での8K/4K映像伝送実験を実施し、世界で初めて成功した。


 実証実験は10月17~19日に実施された。約1.5kmの区間に28GHz帯の実験システムを用いたエリアを構築してJR東日本の在来線試験電車「MUE-Train」を走行させ、5Gの高速・大容量・低遅延という特性を生かして、先頭車両の4Kカメラでの高精細映像の送信、および車内での8K映像ストリーミング受信に成功した。また、MUE-Trainを上下線それぞれの方向に時速約100kmで走行させた状況において、連続したハンドオーバーにも成功した。本実証実験は、28GHz帯を用いたビームトラッキング技術を用いて実施し、走行中において最大1.7Gbpsのスループットを達成したとのこと。



ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]