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日本株展望

2万3000円の攻防戦、3度目の突撃で超えられるか?

ZDNet Japan Staff

2017-12-11 10:40

今日のポイント

  1. 2万3000円「売りの壁」へ、いよいよ3度目の突撃?
  2. 7~9月のGDP上方修正が好感される
  3. 日経平均2万3000円突破の鍵を握るのは、13日のFOMC
  4. 11月は外国人の売り越しが続いた

 これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

2万3000円「売りの壁」へ、いよいよ3度目の突撃?

 先週の日経平均は、一時2万2119円まで急落したが、その後急反発し、2万2811円まで戻った。2万3000円が近づくと売りが増えて急落するが、2万2000円が近づくと買いが増えて急反発する展開が続いている。

日経平均日足:2017年8月1日~12月8日


出所:楽天証券マーケットスピード

 結果的に、11~12月の日経平均は、2万2000~2万3000円のボックス圏で推移している。25日移動平均線に沿って、下値を徐々に切り上げてきているので、今週は、2万3000円の壁にもう一度、突き当たる可能性がある。そうなると、11月9日、12月1日に続き、3回目の上値トライとなる。

7~9月のGDP上方修正が好感される

 12月8日の朝、日本の7~9月期GDP(国内総生産)の改定値が発表された。速報値では前期比年率1.4%増だったが、今回2.5%増に修正された。市場予想以上に大きく上方修正され、8日の日経平均上昇(313円高)の援護材料となった。

日本の実質GDP成長率(前期比年率):2013年1~3月期~2017年7~9月期


出所:内閣府、ミニ景気後退・景気停滞の判断は楽天証券経済研究所

 ただし、7~9月のGDPは過去のデータに過ぎない。「GDPを見ながら運用するのは、バックミラーを見ながら運転するようなもの」と言われる。7~9月の景気・企業業績が良かったことは、9月の日銀短観DI、7~9月の決算発表で確認済みである。日経平均はそれを織り込んで上昇してきた。

 それでも、今回の7~9月期GDP改定値は意味があった。外国人投資家が、GDPを見ながら、国別の資産配分を考える傾向があるからだ。日本のGDPが好調であるのを確認し、「日本株のウエイト(組入比率)をもう少し上げた方がいいかも」と考えた外国人がいたかもしれない。

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