オープンバンキングとは、顧客の同意のもと、銀行が保有する顧客データにノンバンクの第三者企業がアクセスできる仕組みだ。顧客は、第三者企業がそのデータを活用して提供することにより、便利なサービスを利用できるようになる。
アクセンチュアが、世界の大手銀行に対して実施した調査結果によると、大手銀行の経営幹部100人のうち99人が、2020年までにオープンバンキングへの大規模な投資を開始予定であると回答している。
また、金融業界の将来を展望するCapgeminiのレポートによると、銀行は「市場破壊の脅威」に対応するために、銀行が持つ強みと、FinTech分野のスタートアップが持つAPI公開手法などの強みを組み合わせるべきだという。
オープンバンキングの導入に関する動向や可能性についての記事をまとめた。