ディーリンクジャパン(D-Link)は12月15日、ウェブベースデザインを採用したネットワーク管理ソフトウェア「D-View7」を発売した。
D-View7は可用性、信頼性、復元性、セキュリティなどのネットワークの重要な特性を包括的に管理する標準ベースのSNMP管理マネージャツール。製品の特徴は、ウェブベースデザインによって、クライアントに特別なソフトウェアのインストールせず、ウェブブラウザからネットワークを管理できる手軽さを実現し、ネットワーク管理システム構築の負荷を低減している点という。
また、機能別の有償モジュールで構成されるようなツールとは異なり、カスタマイズダッシュボードやスクリプト機能、センサ機能によるアラート通知、Trapエディタなどを備える「ネットワーク統合管理」、Syslogサーバ機能、Trapサーバ機能、ファームウェア一括アップデート、コンフィグ管理、レポート機能などの「運用管理機能」、ダッシュボード、トポロジービュー、ラックビュー、死活監視/リソース監視などが可能な「見える化機能」の3機能をパッケージ化している。
この他に、サーバ/ProbeアーキテクチャによってNAT越えのネットワーク管理も実現し、拠点間ネットワークにVPNなどの導入をすることなくセキュアな管理ができる。例えば、クラウド環境へのネットワーク管理サーバ設置などのニーズにも対応するという。
ソフトウェアは無償ダウンロードでき、リビジョンのアップデートや修正パッチも全て無償ダウンロード可能。製品価格は25ノード/2Probeまでは無償で、以降は有償ライセンスが必要となり、標準価格は25ノード管理ライセンスが6万8000円、5Probeライセンスが4万9800円(いずれも税別)などとなっている。D-View7サーバ1台あたり最大5000ノードまで、Probeサーバは1台当たり最大256ノードまでの管理に対応する。