ユニアデックスは12月18日、「教育委員会向けネットワーク分離ソリューション」パッケージの提供を開始した。
新製品は、VMwareの製品とユニアデックスが独自開発した製品群で構成され、マルウェア対策など最新の情報セキュリティ対策技術を盛り込んでいる。物理的または論理的に構築された成績情報などの機微情報を扱う校務系システムと、授業に利用する学習系システムやウェブ閲覧などの校務外部接続系システムを分離できる。
これにより、ユーザーの一定の利便性を担保しつつ情報漏えいを防止できるようになるとし、文部科学省の「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」にも対応する。
「教育委員会向けネットワーク分離ソリューション」の概要図
インターネット接続の分離には、VMware Horizonの機能を活用。また、VMware NSXによるマイクロセグメンテーション機能により、マルウェアに感染した際の被害を最小限に抑える。さらに認証機能には、二要素認証製品の「SecureSuite V」や学校ホームページのセキュアな運用を実現する「NeXtCommons」が含まれている。