日本株展望

日本株の動きを支配する「外国人」の売買を徹底研究

ZDNet Japan Staff 2017年12月21日 11時15分

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今日のポイント

  1. 外国人が買えば上がり、売れば下がる日本株
  2. 先物を使う外国人は株式現物を売買する外国人より早く動く
  3. 「裁定買い残」の変化に外国人の先物買いの動向が表れる
  4. 裁定買い残は約3兆円まで増加したが警戒が必要なレベルではない

 これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

外国人が買えば上がり売れば下がる日本株

 外国人投資家は買うときは上値を追って買い、売るときは下値を叩いて売る傾向があるので、短期的な日経平均の動きはほとんど外国人によって決まる。

日経平均と外国人投資家の売買動向(買い越しまたは売り越し額、株式現物と日経平均先物の合計):2016年1月4月~2017年12月20日(外国人売買動向は12月8日まで)

日経平均と外国人投資家の売買動向
出所:東証データから楽天証券経済研究所が作成
注:上のグラフの外国人売買で、棒グラフが上(プラス方向)に伸びているのは買い越し、下(マイナス方向)に伸びているのは売り越しを示す

 2016年は年初から外国人の売りが急増し日経平均は急落。2016年11、12月は外国人の買いが急増し日経平均は急騰した。

 2017年は3月に外国人の売りが増えると日経平均は下がったが、4月後半から外国人の買いが増えると一転して上昇した。8月後半から外国人が再び売り越すと日経平均は再び下がったが、9月後半から外国人が買い越すと日経平均は一気に高値を更新した。

 このように外国人が日本株を動かす状態が30年近く続いている。

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