編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方
日本株展望

「投機」から「投資」へ--日本株に長期投資の機運

ZDNet Japan Staff

2017-12-22 11:01

今日のポイント

  1. 日本株の長期リターンが米国株より優勢に
  2. 国際比較でも日本株式の業績見通し好調が目立つ
  3. 2018年中のTOPIXの上昇余地を試算する

 これら3点について楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

日本株の長期リターンが米国株より優勢に

 今週はTOPIX(東証株価指数)が年初来高値を更新し、1991年以来26年ぶり高値水準まで回復した(12月21日)。TOPIXは、東証1部上場の約2000銘柄で構成される時価総額加重平均指数で、日経平均株価(225銘柄の修正株価平均指数)よりも株式市場全体の動向を示すとされる。

 低金利環境が続く中、内外景気の改善、業績の拡大見通し、デフレ脱却期待が株高の支えとなっている。米国で税制改革法案成立の可能性が高まり、ダウ平均など主要株価指数が史上最高値を更新したことも国内の株高に追い風だ。TOPIXも米国のS&P500指数(※)も年初来で約20%上昇する堅調となっている(12月21日)。

 ※S&P500指数:大企業500社で構成される時価総額加重平均指数

 このままで年末を終えると、TOPIXは6年連続の上昇を記録。過去5年の暦年平均リターン(2013年から2017年12月現在までの暦年平均騰落率)で見ると、日本株式のリターン(+17.5%)は米国株式(+13.9%)を3年連続で上回ってきた。「上下動の激しい日本株は、投機対象であって長期投資には適さない」との印象があったが、「日本株も米国株と同様に長期投資に向いている」との認識が市場実績で醸成されつつある。

図表1:日本株式と米国株式の「5年平均暦年リターン」の比較


注:TOPIXとS&P500指数の暦年騰落率について5年平均の推移を示したもの。「暦年平均」はTOPIXとS&P500指数の過去50年間における平均暦年騰落率(日米市場ともに+8.5%)
出所:Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(2017年12月21日)

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AI導入に立ちはだかる「データ」「複雑さ」「コスト」「人材」の壁をどう乗り切ればいいのか?

  2. クラウドコンピューティング

    【IDC調査】2026年には75%のアプリがAIを実装!導入で遅れた企業はどう“逆転”すべきか?

  3. 運用管理

    経産省調査で明らかに:未だにレガシーシステムを抱える企業が8割!オープン化でよくある課題とは?

  4. 運用管理

    AWS東京リージョンの大規模障害に学ぶ、パブリッククラウド上のシステムの迅速な復旧方法

  5. windows-server

    【ユースケース】ソフトウェア開発にDell EMCインフラ+コンテナを使うメリット

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]