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IT企業の年頭所感

IT企業の年頭所感2018(5)--デジタル時代に不可欠な信頼と安全を実現する - (page 3)

ZDNet Japan Staff

2018-01-05 09:00

マカフィー 代表取締役社長 山野修


マカフィー 代表取締役社長 山野修氏

 2017年4月に世界最大規模のサイバーセキュリティ専業会社として新生マカフィーは誕生し、「Together is Power」の理念のもと、パートナー企業のみならず業界各社との協力を通じて、安心・安全な社会を実現するための新たな一歩を踏み出しました。これまでもセキュリティブランドとしてのマカフィーは30年以上にわたって存在していましたが、この新生マカフィーの旅立ちを機に、「サイバー上の脅威から世界を守り続けることに専念する」という企業使命を果たしていくために、日本を含む全世界にいる7000人以上の従業員一同が誓いを新たに取り組んでいます。

 一方で、2017年のサイバーセキュリティ動向に目を向けてみると、迫ってくる脅威がこれまでとは異なる、新たなステージへと進んだことを実感させるものでした。5月から6月にかけて発生したWannaCryやPetyaなどのランサムウェアが世界中に広がり、日本でも企業活動に影響を及ぼしたことは、皆様の記憶にも残っていることと思います。これまでも標的型攻撃など企業を取り巻くさまざまな脅威がありましたが、2017年はその目的や手段、そして対象が大きく変化した一年でもありました

 マカフィーでは、日々進化を続ける脅威から個人や企業を守るという使命を果たすために、特に3つの重点領域でさまざまな取り組みを推進しています。その1つ目はサイバーセキュリティのオープン化です。マカフィーが世界中で保護する約4億3000万ものエンドポイントから日々集められる膨大な脅威インテリジェンスを「OpenDXL」というプログラムを通じて世界中のパートナー企業やサイバーセキュリティ事業会社などに解放し、これまで十分ではなかったセキュリティ業界のオープン化を進めています。また、2つ目として、セキュリティ上の主要なコントロールポイントとしてのエンドポイントとクラウドへの注力です。昨年11月に発表したアマゾン ウェブ サービス ジャパンならびにラックとのクラウド上のセキュリティに関する協業、CASB市場をリードするSkyhigh Networksの買収の発表は、まさにマカフィーの戦略を象徴したものとなりました。そして3つ目は、セキュリティ運用の統合化です。セキュリティ業界では、人材不足が喫緊の課題として叫ばれる中、さまざまなセキュリティツールが併存する環境では、効率的な脅威対策がますます難しくなっています。マカフィーでは、これを解決するために自動化や機械学習などのテクノロジの提供に加え、パートナー企業や業界各社との製品連携を推進しています。

 2018年もTogether is Powerの理念を胸に、世界規模のネットワークとサイバーセキュリティに関する知見を生かしながら、パートナー企業や業界を挙げた連携により、日本の安心・安全な社会の実現に向けて貢献してまいります。

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