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日本株展望

新年の株価波乱はいつ?--市場が向き合うリスクイベント

ZDNet Japan Staff

2018-01-05 10:55

今日のポイント

  1. 2018年もグローバルグロースに乗る業績相場が続く
  2. 市場が向き合う「2018年のリスクイベント」を一覧する
  3. 「ブラックスワンの登場は買い場だった」との市場実績

 これら3点について楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

2018年もグローバルグロースに乗る業績相場が続く

 新年入りした東京市場では、日経平均が大幅高して始まった(約741円高/大発会)。本稿では、2018年の「メインシナリオ」を確認した上で、株価波乱の原因となりそうなリスクイベント(材料と日程)を整理したいと思う。

 昨年と同様、国内の企業業績は外需の好・不調から影響を受ける見込みだ。まず海外のGDP3大国(地域)である米国、中国、欧州のLEI(景気先行指数)の推移をみると、2016年より同時的に上向いている(図表1)。2018年も、米・中・欧の3極が主導する世界的好景気(グローバルグロース)が続きそうである。

 海外の好況は、国内の業績見通しにも追い風となる。米国では、昨年末に成立した税制改革の効果で成長率見通しが引き上げられ、FRB(米連邦準備制度理事会)は追加利上げを断続的に実施。長期金利の緩やかな上昇で、日米金利差は拡大傾向をたどり、ドル円は105~120円を中心として円安基調をたどると予想している。

 本年のメインシナリオを整理すると、(1)世界経済の成長による外需拡大が続き、(2)為替相場が緩やかな円安傾向に転じ、(3)国内景気の回復と「デフレ脱却」が進展、(4)企業業績が増益基調を継続し、(5)予想PER(株価収益率)はやや拡大する――を見込んでいる。

 こうした諸条件が現実化していくなら、日経平均の年内における上昇余地(高値)として2万6000円程度が視野に入ってくると考えている。

図表1:海外3大国(地域)の先行き景況感の推移


注:米国=Conference Board、中国=中国国家統計局、欧州=DZ Bank
出所: Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成

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