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日本株展望

戌笑う--日経平均大幅高、上値トライ続く - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2018-01-09 10:51

年明けの米国株上昇には以下の要因が寄与

2017年末の大型減税可決

 これまで公約を何ひとつ実行できていなかったトランプ政権がついに、大きな目標を達成した。大型減税可決の効果は、年明けも続いている。公共投資のような景気刺激策は、一時的な効果しかないので、実現しても株価への効果は限られるが、減税は恒久的に企業価値を高めるので、米国株の高値更新に効果があった。

年明け発表の米景気指標がおおむね良好であること

 12月のISM製造業景況指数が11月比1.5ポイント上昇の59.7となったことから、米景気好調が続いているとの見方が広がった。12月の米雇用統計(非農業部門雇用者増加数)はやや弱めだったが、米労働市場は実質完全雇用と考えられるため、米景気にとって弱材料とは見られなかった。

インフレ率が落ち着いており、すぐに金利が大きく上昇する環境にないこと

 昨年は、世界まるごと好景気で世界的な株高につながったが、景気過熱によって金利が大きく上昇する環境になかった。つまり、株高にとって都合が良い「ほどよい湯加減」が続いた。今年も、今のところ、「ほどよい湯加減」が続く環境が変わっていない。

北朝鮮の挑発がとりあえずないこと

 北朝鮮は、韓国で開かれる平昌冬季オリンピックを成功させるのに、協力する姿勢を示した。米韓も、オリンピック期間は、合同軍事演習を控える方針を示した。これにより、目先、朝鮮半島有事につながるイベントが起こる可能性は低下したと考えられた。北朝鮮の問題が何ら解決したわけではないが、短期的な安心感につながった。

今週の日経平均は、続伸が予想される

 先週のように、株が急激に上昇すると需給面で2つの効果が発生する。

(1)日本株が大きく上昇したため、利益確定を考える投資家もあらわれる

 →主に国内投資家

(2) 日本株が急騰したため、急いで買わなくてはならなくなる投資家もいる

 →グローバルポートフォリオで日本株をアンダーウエイト(基準となる組入比率より低い組入)としている外国人投資家

 上がったために買わなければならなくなる外国人投資家は、上がったから売りを考える国内投資家よりも、速く動くと予想される。そういう外国人の買いによって、今週の日経平均は上値トライが続くと予想する。

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