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クラウド採用における3つのフェーズと最適な戦略構築のためのヒント - (page 3)

Mark Samuels (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2018-02-01 06:30

 Burnett氏によると、このクラウドは同社のビジネスを柔軟なかたちで機能させるうえで活用できる強力なプラットフォームを実現しているという。同氏は「われわれの取り組みの規模は、大規模クラウドプラットフォームがもたらす多大なメリットのいくつかを得るほどの大きさというわけではなかった。われわれは、組織にとってよりなじみのあるテクノロジが利用できる、より統制可能なリソースを求めていた」と述べている。

 「われわれはMicrosoftとの長期にわたる関係を維持してきている。クラウド上のEコマースという新しい世界に足を踏み入れたことで、従業員がコンセプトとしての理解を深め、移行を管理できるだけの十分なシンプルさがもたらされた」(Burnett氏)

第3段階:開拓

 リクルート関連を専門に手がけるAirswiftのCIOであるBrad Dowden氏によると、同社のアプリケーションの95%がクラウド上で稼働しているという。Airswiftは、同社のERPプラットフォームとして「Microsoft Dynamics 365」を、そして生産性アプリケーションとして「Office 365」を採用している。Dowden氏がすべてのデータを「OneDrive」と「SharePoint」に移行したという事実は、クラウドに慎重なCIOらにとって、さほど神経質にならなくてもよいというメッセージだとも考えられる。

 同氏は「人々はウェブ上に何かを移行するのは危険な行為だと考えるものの、私はデータを社内に格納しておく方が危険な時代になっていると確信している」と述べるとともに、「情報管理のさまざまな観点すべてを考慮した、しっかりした役割を持った大規模なIT部門が存在していない限り、クラウド抜きで作業を効率化する方法など考えられない」と述べている。

 Dowden氏は、クラウドの採用によって幅広い領域における同社の業務が支援されると語っている。また同氏は、データ管理プロセスの加速と、オンデマンドへの移行によって、デジタル変革のための柔軟なプラットフォームと、社外のイノベーションのメリットを享受する手段が提供されるとも語っている。さらに、「クラウドへの移行は、自らが意思決定を行うということを意味している」と続けている。

 「クラウドの採用を決定することで、自らの戦略を考え始めるようになる。ここで、一緒に作業するプロバイダーがベストプラクティスを推し進めているという点を忘れてはならない。そして彼らのテクノロジを活用するうえで、彼らの知識を活用できるようにしなければならない。そうすれば、組織の成熟度が向上する結果、大きなメリットが生み出されると考えている」(Dowden氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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