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2018年のサイバーセキュリティ10大予想--セキュリティ予算が増大する - (page 2)

藤川紳太郎(Absolute)

2018-01-19 11:14

Equifaxのデータ漏えいによる影響は数年続く

 Equifaxのデータ漏えいと膨大な量の個人情報の盗難により、防衛者やなりすまし犯罪対策を行う者にとって、今後の数年間は実に難しい状況が続くだろう。認証手段の一部を知識ベースの質問 (例えば「あなたが育った町はどこですか?」「2014年に自動車ローンを借り受けていたのはどこからですか?」など) に頼っている会社は、そういった質問を放棄し、新たな顧客認証の方法を採用する必要に迫られるだろう。Equifaxに対するハッキングの結果として、今後2年間は金融機関やその他でのなりすまし犯罪が急増すると予想する。

「Shadow Brokers」は当分姿を消さない

 「Shadow Brokers」は自分たちが盗み出した脆弱性攻撃ツールを利用して利益を得る試みを継続し、もしかすると2018年内にさらなる脆弱性攻撃ツールを流出させるかもしれないと予想する。NSA当局に望むのは、Shadow Brokersの盗んだもの全てを断定できるようになること、そして技術ベンダーが確実に露見するような脆弱性を早急に修復する作業を裏方として支えることである。

APIベースの攻撃がさらに重大な事態となる

 インターネット上を飛び交うバックエンドトラフィックは数多いが、それは平均的な消費者には確認できないものでもある。APIベースのソリューションの多くが定期的には監視されておらず、そのうちいくつかは旧式のセキュリティ手法を利用している。

 盗みを働くには都合が良い。この手法によって、機密情報の大型データセットを引き出す行為と関連するような大規模データ漏えいが2018年に一件も発生しないとすれば、筆者はむしろ驚くことだろう。

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