編集部からのお知らせ
PDF Report at ZDNet:「ドローン活用」
「ニューノーマル」に関する新着記事一覧
日本株展望

デイトレードで「指値」「成行」をどう使い分けるべきか? - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2018-01-23 12:13

クイズの答え

正解は、

(1)と(2)

すぐ買える注文にすべきである

 (3)(4)のような買い指値をするようでは、デイトレードで稼ぐのはむずかしいと思う。

(1)成行で買い注文を出せば、確実に買うことができる

 邪魔が入らなければ、1007円の売り指値100株にヒットし、1007円で100株買い約定する。ただし、一瞬早く、成行の買いが2000株入ったときは、1007円から1023円までの買い指値(合計1900株)は、すべて先に買われてしまう。すると、後から入ったあなたの成行買いは、1024円以上で買うことになる。それでも、弾みがつけば、もっと値上がりし、利益確定することが、できると思う。

(2)1011円で買い指値するのも、いいと思う

 邪魔が入らなければ、1007円の売り指値100株にヒットし、1007円で100株買うことができる。ただし、先に、成行100株の買い注文が入ってしまうと、1007円の100株は先に買われてしまう。すると、後から入ったあなたの1011円の買い指値は、1009円の売り指値にヒットし、1009円で100株買うことになる。

 もし、大量の成行買いが入って、株価が一気に1011円より上にいってしまった場合は、買うことができない。買えないのは残念だが、成行で出すと、とんでもない高値で買うことになるリスクもあるので、「1011円までなら買う」と決めて、1011円に指値するのはOKだ。

 もし、1011円の指値で買えず、この銘柄が一気に1080円まで上昇すれば、残念な思いをするが、「この銘柄(このチャンス)には縁がなかった」と考えればいいだけである。チャンスは他にもあるから、次のチャンスを探そう。

 一番ダメなのは、1011円で買えずに、悔しくて、1080円を買いに行くことである。それこそ、高値づかみになり、反落したところで損切りする破目になりかねない。

(3)1002円に買い指値するのは、筋が良くないと思う

 1002円に指値すれば、買いの先頭になる。もし、100株の成行売りが入れば、あなたの1002円にヒットするので、1002円で買える。

 ただし、デイトレードで、すぐ約定しないところに指値を入れるのは、筋が良くないと思う。なぜならば、あなたは、今日この銘柄を買って、稼げると思っているからである。

 買えるか買えないか、のところに指値をして運命に任せるのではなく、買うと決めたら、すぐに買うべきだ。なんらかの好材料が出ている、あるいは、チャートで買いシグナルが出ているのならば、なおさらである。1002円の指値で買える可能性は小さくなる。

 「200株買いたい」ときに、100株は成行で買いに行き、残り100株を買いの先頭に指値するというのならば、絶対悪いとは言えない。ただし、筆者ならば、100株成行で買い、100株はすぐに約定する価格(たとえば1011円)に買い指値する。買うと判断したときに、すぐに買うべきである。

(4)995円に買い指値するようでは、失礼ながらデイトレードのセンスはないと思う

 995円に指値してデイトレードで儲けようとしているあなたは、A社株について、2つの動きを予想していることになる。まず、「1001円の株価が、995円まで値下がりすること」、「その後、上昇すること」。1日のトレードで2つの動きを予想して当てるのは、困難である。

 デイトレードでは原則、チャートや材料を見ながら、「上がる」か「下がる」か、どちらかを予想するので精一杯だ。上がると予想するならば原則「すぐに買う」、下がると思うならば原則「すぐに売る」べきである。

 下値に買い指値をして、儲けられる可能性は、きわめて低いといえる。買えないうちに株価が値上がりしてしまう可能性が高いと思う。

 995円に指値して、買えてしまうとしたら、どういうことが起こっていると考えられるだろう?

 なんらかの悪材料が出て、流れが変わった可能性が考えられる。そのときは、もっと大きく値下がりするだろう。970円まで株価が下がるかもしれない。

 今回は、デイトレードでの注文の出し方を解説している。デイトレードでなければ、下値で買い指値するのも当然オーケーだ。たとえば、長期投資で狙っている銘柄が下がってきたところを待ち伏せして買うとき、下値に買い指値したら良いと思う。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]