Geolocation Technologyは1月23日、データ流通プラットフォーム「どこどこ JP マーケットプレイス」の提供を開始すると発表した。
この新サービスは、「位置情報」「企業情報」「回線情報」などネットワーク上で使用するさまざまな情報を企業間で取引可能にするもの。
同サービスは、IPアドレスとさまざまな情報をひもづけたAPI「どこどこ JP」を利用する。同APIはIP Geolocation & IP Intelligenceデータベースを搭載しており、IPアドレスからユーザーの地域を認識するエリアターゲティングの技術や、ウェブアクセス解析、金融や証券分野でのオンライン取引時における不正アクセス対策、デジタル配信される映像や音楽の著作権管理などに役立てられている。
従来、どこどこ JPはユーザーに対し、Geolocation Technologyが所有する情報を提供するのみだったが、新サービスでは各ユーザーが所有する情報をサードパーティデータとしてどこどこ JP上で取引できる。これにより、利用者が新たにデジタル上のコンテンツ最適化、アクセス分析、広告配信などに活用する上で、より緻密なターゲット選定や強固なセキュリティーシステムの構築が可能となる。
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