HPE、VM当たりのコストを大幅削減する新サーバ発表

NO BUDGET 2018年01月25日 09時59分

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 日本ヒューレット・パッカードは、「HPE ProLiant DL385 Gen10サーバー」を発表した。仮想マシン(VM)当たりのコストを従来製品よりも最大50%以上低減できるという。価格は74万4000円(税別)から。

 同製品はAMDとのパートナーシップを通じて開発。AMD EPYCシステムオンチップ(SoC)を採用した。ラックマウント可能な2U筐体に最大32コアのCPUを2基、計64コアを搭載し、8チャネル、32DIMMスロットで最大4Tバイトのメモリを搭載可能とする。最大128レーンのPCI拡張性を備えており、コア数は従来比14%増、メモリ容量は従来比33%増という。これにより、高いVM密度と優れた性能を実現。同社では仮想化されたワークロードに対して優れたコストパフォーマンスを提供するとしている。

 またCPUコア、メモリ、I/Oのバランスのとれたスペックにより、CPUよりも先にメモリやI/Oにボトルネックが見られがちなハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)やデータ分析など、メモリセントリックなワークロードにも最適なコストパフォーマンスを提供することが可能。最新の「SPECrate2017_fp_base(257)」「同peak(270)」では、2ソケットサーバの世界記録を達成している。

 性能面だけでなく、AMD EPYCプロセッサが持つ「セキュアなメモリの暗号化」「セキュアな仮想化の暗号化」機能に加え、「HPE Silicon Root of Trust(シリコンレベルの信頼性)」の技術により、高いセキュリティを確保しているという。自社開発の「HPE Integrated Lights-Out(iLO) 5」シリコンチップ内に不変のセキュアアルゴリズムを直接焼き付けることにより、不正プログラムに感染したファームウェアコードをサーバが実行しないようにする。起動時のみならずサーバ稼働中もファームウェアの改ざんの自動検知・復旧を行うことができるため、複雑化・高度化するサイバー攻撃において新たな脅威となっているサーバのファームウェアレベルへの攻撃から、ユーザーの重要なシステムを保護する。

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