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日本株展望

日経平均・NYダウに高値警戒感--東証REIT指数インデックスファンドを見直し

ZDNet Japan Staff

2018-01-31 11:20

今日のポイント

  1. 日経平均はしばらく調整か
  2. 日経平均インデックスファンドと分散投資で保有するのは何がいいか
  3. 国内債券ファンドに投資する価値はない
  4. 外国債券ファンドには一定の投資ポジションを持っていたい
  5. 東証REIT(リート)指数インデックスファンドに注目
  6. 不動産ブームでも売られた東証REIT指数

 これら6点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

日経平均はしばらく調整か

 好材料続きで史上最高値の更新が続いてきたダウ平均株価(NYダウ)だが、足元の高値警戒感から利益確定売りが出ている。年初から順調に上昇してきた日経平均株価も、ここにきて円高やNYダウの調整、「iPhone X」の減産のニュースに水をかけられた形で調整色が強まっている。

 iPhone Xは1台11万円を超える高価格がネックとなって販売が不振だった。ただ、販売不振は以前からうわさになっており、新たなサプライズ(驚き)ではない。それでも減産幅の大きさ(1~3月の生産計画4000万台超を2000万台前後に下方修正)が嫌気され、マイナスの影響が及ぶ日本の関連銘柄である村田製作所(6981)・TDK(6762)・アルプス電気(6770)などが売られた。

 日経平均は「円高がどこまで進むか」「保護貿易主義を強めるTrump米大統領が円安批判を再開しないか」「NYダウの調整はいつまで続くか」「仮想通貨の下落はいつまで続くか」などの不透明感が払拭されるまで調整が続きそうである。

日経平均インデックスファンドと分散投資で保有するのは何がいいか

 日経平均インデックスファンドに積み立て投資を続けると中長期的な資産形成につながると考えている。日本企業の財務内容・収益力が改善し、日経平均は株価収益率(PER)・配当利回りなどの株価指標で見て割安と考えているからである。

 ただし、日経平均の欠点は値動きが荒いことだ。外国人投資家の売買に伴って、これからも急落と急騰を繰り返す可能性がある。日経平均インデックスファンドを保有している投資家がリスク分散のために分散投資で保有するならば、何を持ったらいいのだろうか。

国内債券ファンドに投資する価値はない

 昔は日本株と一緒に国内債券(長期国債)を保有することが効果的だった。日本株が下落する局面では、国内債券がポートフォリオの資産価値維持に大きな役割を果たした。

 ところが今や10年国債でも利回りがゼロになってしまった。10年以下の国債はマイナス利回りである。今のところ国内債券型のファンドに投資する価値はないと思う。国内債券でも、クレジット(信用)の低いものに投資すれば一定の利回りは取れるが、今あえてクレジットリスクを取るべきとは思えない。

 国内債券に投資するくらいなら、銀行預金に置いておくだけでいいと思う。

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