“パワーナップ”で業務効率アップ?--便利で役立つアイデア製品3選

池田園子

2018-02-10 07:00

 未来的なプロダクトやサービスが集まるクラウドファンディングサービス。全てのプロダクトやサービスが素晴らしいとはいえませんが、じっくり探してみるとユニークでかゆいところに手が届くような面白いプロジェクトと出会えます。

 クラウドファンディングサービスをウォッチしていて発見した、オフィスでの業務効率化に役立ちそうなプロダクトを紹介します。

Naptime:10~20分の仮眠をサポートするスマートアイマスク

 「パワーナップ」と呼ばれる睡眠法をご存じですか? コーネル大学の社会心理学者であるJames Maas氏が名付けた10~20分程度の短い仮眠のことで、時間当たりに対する睡眠の効用を最大化すると言われています。

 米航空宇宙局(NASA)や米Googleなどが既に実践しているようです。背景には、寝不足の状態で仕事をすることで、生産性が低下するという研究結果が明らかになったことがあります。

 簡単に言えば、眠たいとしっかり頭が働かないということですね。ちなみに、パワーナップを取り入れたNASAでは、記憶機能の改善や認知機能の向上などが確認されたとのことです。

 「Naptime」は職場で仮眠するときに役立つアイテムです。スマートフォンとアイマスクを接続し、アイマスクとイヤホンを装着すればセッティング完了。後は開始ボタンを押すだけです。

 内蔵センサで脳波の状態を分析。睡眠導入に適した音楽を流し、睡眠中は外の音を遮断します。また、不快感なく起きれるように目覚めさせてくれます。睡眠の質をスコア化することも可能です。

Naptimeの利用イメージ
Naptimeの利用イメージ

Tips:目がリラックスしてPC作業が楽になる“かけないメガネ”

 長時間にわたってPCで作業をしていると、目が疲れてしょぼしょぼしたり、目の奥が重くなったりといった症状が出てきます。そんな中でPCの画面を見続けるのはつらいですし、細かい作業もしんどいですよね。

 特に度入りのメガネの場合は、目がずっとピント調整を行っている状態なので、眼精疲労につながってしまうのも無理はありません。メガネは基本的に、遠方を見るのに合わせて作られているため、近くを見続けると目に負担がかかるというわけです。

 「Tips」は、目に近づけると度が弱くなり、目から離すと強くなる仕組み。一文字ずつ拡大していくルーペよりも視野が広く、目に負担がかかりにくくなっています。普段使っているメガネの内側に引っ掛ける“内かけ”がオススメだとしています。

 PCやスマホの画面から多く発生する短波長のブルーライトをカットしてくれるレンズを使用。ブルーライトがカットされると、目の焦点を合わせやすくなり、さらにリラックスした状態を作り出せます。

Tipsの製品イメージ
Tipsの製品イメージ

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