SBTとクロスコンパス、製造業向けAIモジュールを「Azure」で提供

NO BUDGET

2018-02-05 12:15

 ソフトバンク・テクノロジー(SBT)と人工知能ベンチャーのクロスコンパスは、パブリッククラウド「Microsoft Azure」から製造業向けの人工知能(AI)モジュールを提供することに共同で取り組む。2018年度中のサービス開始を目指している。

 SBTはAzureを使ったクラウドでの開発・運用ノウハウを提供する一方、クロスコンパスはAIを生成する製造業向け統合開発環境「Manufacturing-IX(M-IX)」を提供する。M-IXをクラウド型で使えるようにすることで、導入費用を抑えるとともに複数拠点にまたがったセンサデータの深層学習が可能になる予定。

 エッジ端末に組み込んだAIやモノのインターネット(IoT)の活用により、生産拠点の異常検知や予知保全の精度向上などに期待が集まっている。こうした仕組みを実装するには、さまざまなセンサからデータを収集・蓄積し、解析・学習させる基盤技術が必要となる。導入コストの削減や複数拠点でのデータ収集、データ量や端末数の増減などに柔軟に対応するには、クラウドの活用が求められているという。

M-IXのクラウド提供イメージ
M-IXのクラウド提供イメージ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  4. セキュリティ

    生成AI活用の潜在的なセキュリティリスクに準備しておくべき「6つの戦略」とは?

  5. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]