知られざる入札市場の魅力

入札に参加するには「資格」が必要--でも怖がることはない!

小林伸輔(うるる) 2018年02月13日 07時30分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 前回はシステム開発などIT系入札案件のボリュームや内容について触れた。今回は入札する際に必要な資格の取得方法や、案件の公示情報の収集方法などを解説する。


図表1入札の主な流れ

 入札参加資格は大きく3種類に分かれる。

  • 国管轄機関の「物品・役務系案件」に参加ができる全省庁統一資格
  • 国管轄機関の「建築・建設・土木系案件」に参加ができる管轄省庁ごとの資格
  • 地方自治体管轄機関の案件に参加ができる各地方自治体ごとの資格

 この3種類の資格はさらにランク分けされる。例えば全省庁統一資格はA~Dの4つのランクに分かれている。このランク分けは、入札資格申請時に提出する財務諸表などをベースとした「売上、資本金、流動比率、営業年数、設備等」の合計ポイントによって決定する。全省庁統一資格以外の資格でもランク分けがあり、管轄の機関ごとにルールが異なる。

 一般的には、参加可能案件数が多い全省庁統一資格から取得することが多い。資格取得時には費用はかからないので、最近では複数の資格を取得している企業も増えている。この資格は数年ごとに更新が必要だ。

 「参加資格」と聞くと、取得のハードルが高そうな印象を持ってしまうかもしれない。しかし実態としては、手順を踏めばほとんどの民間企業が資格を取得できる。管轄機関によって多少異なるものの、資格の申請・更新には以下の書類や手続きなどが必要になる。図表2は入札参加資格の申請や更新に必要な書類や手続きである。


図表2

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]