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日本株展望

世界同時株安とビットコイン暴落--バーゲンハンティングの好機? - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2018-02-09 12:00

暴落したビットコイン相場は「半値八掛二割引」で反発?

 仮想通貨を象徴するビットコイン相場は暴落を余儀なくされた。ドル建て相場は、2018年12月18日に高値(1万9511ドル)を付けた後は軟調に転じ、今週は一時5922ドルと6000ドル割れまで下落した(6日)。1月26日に発生した仮想通貨取引所「コインチェック」からの巨額のNEM流出事件、アジアを中心とした各国政府・当局による規制強化懸念、2008年の「リーマンショック」を言い当てたことで著名なNouriel Roubini氏(ニューヨーク大学教授)が「ビットコインは人類史上最大のバブルだ」(2日のテレビインタビュー)と発言、BIS(国際決算銀行)のAgustin Carstens総支配人は各国中央銀行に仮想通貨に対する規制を強化するよう求め、「当局が先制行動に出なければ、仮想通貨は現行の金融システムに深く関与することとなり、金融の安定に対する脅威となるだろう」と述べた(6日)ことなどが悪材料である。

 また、米Facebookが仮想通貨やICO(仮想通貨を利用する企業の資金調達)に関わる広告掲載を禁止し、米JPMorgan Chase、米Bank of America、米Citigroupなどの金融機関がクレジットカードを使用した仮想通貨の購入を停止することを発表した。

 なお、株式や債券などの有価証券と異なり、ビットコインには「割高」や「割安」の判断基準となる「フェアバリュー(適正水準)」がない。テクニカル分析だけで価格水準を見ると、2015年以来ビットコイン相場サポートしていた100日移動平均線や、200日移動平均線も割り込み、さまざまな弱気相場の底値目途とされる(高値からの)「半値八掛二割引」に相当する6243ドルも下回った。「四面楚歌」と言われるほど悪材料が山積したビットコイン相場だが、底値目途に達した直後から反発に転じた動きには注目したいと思う。

図表3:ビットコイン相場(ドル建て)と移動平均線

ビットコイン相場(ドル建て)と移動平均線
出所:Bloombergのデータから楽天証券経済研究所が作成(2018年2月8日)

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