freeeとサイボウズは2月13日、個人事業主や中小企業などスモールビジネスのバックオフィス業務効率化に向けた提携を発表した。第一弾として、サイボウズのPaaS「kintone」とfreeeのSaaS「クラウド会計ソフト freee」を連携するプラグインを提供し、請求と仕入業務の簡略化を実現する。
これまで、両社が連携していなかったことで、kintoneで作成した売り上げデータはPCに一度ダウンロードした上で、freeeにアップロードしてから会計処理を行うなど、データ連携には手作業が欠かせない状況だったという。
そこで今回、アイティーフィットが開発する「freee連携kintoneプラグイン」を用いた製品連携を提案。kintoneで作成した営業管理・見積作業・受注から、納品・仕入に関する一連のデータがfreee上にある自動仕訳や請求書発行・入金消込・支払処理などの各経理機能に自動連携する。freee連携kintoneプラグインの利用料金はビジネスプランで年額3万3600円。
また、今回のプラグイン連携に続き、士業や医療などより高い専門性が求められる業種での連携、業務特化型のクラウドサービスとの連携も進める。バックオフィス業務の効率化を推進するシステム開発会社とのパートナーシップを強化していく。
製品連携のイメージ図