“トイレのIoT化”で混雑時の利用効率を向上--安否確認や犯罪防止にも活用

藤本和彦 (編集部) 2018年02月16日 14時30分

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 “トイレのIoT化”によって、空き状況を手軽に確認したり、混雑時の待ち時間を短縮したりできるようになる。総合金物メーカーのシブタニは、トイレの施解錠を無線発信するスライドラッチを開発し、ウイングアーク1stと京都市の協力の下、世界遺産である元離宮二条城で試験運用を始めた。

 シブタニが開発したスライドラッチ「SWITCHSTRIKE AIR」の受け部には、ロームの無線通信デバイス「EnOcean」が組み込まれている。施解錠する一瞬の動きで発電し、その電力を使って通信する仕組みだ。施解錠の状態を遠隔で確認できる。電池と配線工事の必要がなく、どんな場所でも取り付け可能としている。

 施解錠の情報を使ってトイレ入口や専用アプリに空き状況を表示することで、不特定多数の人が訪れる商業施設や観光施設、イベント会場、大規模なスポーツイベントなどで、トイレの利用効率や利便性を向上する。また、混雑時を避けた清掃計画や備品補充、長時間利用による安否確認や犯罪防止にも役立てられる。

 SWITCHSTRIKE AIRは既にサンプル出荷を開始。3月末から1個当たり希望小売価格1万5000円(税別)で販売予定となっている。京都市の協力のもと、2月6日から京都市中京区にある元離宮二条城の大休憩所トイレで試験運用を開始している。

SWITCHSTRIKE AIRのシステムイメージ
SWITCHSTRIKE AIRのシステムイメージ(出典:ウイングアーク1st)

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