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日本株展望

最善シナリオと最悪シナリオ--今後の日経平均 - (page 3)

ZDNet Japan Staff

2018-02-20 10:45

今後考えられる最善シナリオと最悪シナリオ

 株は、短期的には需給で、長期的にはファンダメンタルズ(景気・企業業績)で動く。最終的には、ファンダメンタルズによって、株価の方向性が決まる。今考えられる最善シナリオと、最悪シナリオは、以下の通りである。

(1)最善シナリオ

 今年、米FRBは、3回利上げを実施する。米長期金利は、3%台に上昇する。それでも、世界的な株高基調は崩れない。米景気・企業業績が好調であることを受け、NYダウの高値更新が続く。

 日米金利差拡大を受け、1ドル110~115円へ円安進む。日本の景気・企業業績の拡大が加速し、日経平均は2万6000円を超えていく。

(2)最悪シナリオ

 米FRBが利上げを続け、米長期金利が3%台に上昇すると、NYダウは、金利上昇を嫌気して再び急落する。為替市場では、リスクオフの円高が進む。過熱している米景気に、先行き減速の懸念が出る。中国景気も失速へ。好調な米中景気に支えられていた日本の景気もピークアウトが見えてくる。

 世界的に株が下がり、円高が進む中で、日経平均は2万円を割れていく。

 最善シナリオも最悪シナリオも、楽観・悲観が行き過ぎと考えている。実際に起こるのは、その中間と考える。

 筆者の予想通りならば、今後、数カ月、日経平均は三角もちあいの範囲で推移する。その間、日本・米国・中国の景気・企業業績・金利・為替を見ながら、最善・最悪どちらのシナリオが現実に近くなっていくか考える。

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