「われわれの業界では、現在進行形で変化が進んでおり、特定のステージで製品の設計を固めることはしない」と同氏は言う。「デジタルツインは、設計プロセスを包括的に見ることを可能にするため、計画を進めるに従い、設計への変更がプロジェクト全体に及ぼす影響も見えるようになる」
Khurana氏によれば、このプラットフォームは、企業が技術的なプロジェクトを標準化された形で提供するのに役立つという。McDermottでは、デジタルツインを幅広い用途に利用し、これまで以上に効率を改善できるようにすることを目指している。
「われわれはこのアプローチを、製品生産プロセスの一部に取り込みたいと思っている。これがわが社の未来だ」とKhurana氏は言う。「何をデジタルツインに取り込むかについては、注意深く検討する必要がある。それには、単に流行語を追いかけて、単純な物理資産のデジタルツインを作る以上のことが必要だ。そのためには、まず目的を理解しなくてはならない」(Khurana氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。