総合求人情報サイト「はたらこねっと」を運営するディップが、「仕事においてのAIに対する期待と不安の実態について調査」の結果を発表した。はたらこねっとユーザーを対象に2017年11月6日~12月5日にインターネットで実施された。有効回答数は1450件。
これによると、人工知能(AI)ではできない仕事をするために回答者が今後身に付けようとしている知識やスキルについて、51%が「対人関係を円滑にするコミュニケーションスキル」を挙げてだった。次いで、「人を思いやるホスピタリティ」が47%となっている。
その他の結果では、AIが進化することに対して期待しているかどうかについて、「期待している」が56%で、「不安に感じる」の44%を上回った。AIに対して期待することは「エラーやミスをあらかじめ知らせてくれる」が64%で最多。次いで「必要な情報を集めてくれる」48%、「自動で集計をしてくれる」43%となった。
一方、AIに対して不安に感じることは「エラーや故障により業務に支障がでる」が45%で最多となり、次いで「悪用される可能性がある」が43%、「自分の仕事が無くなってしまう」が41%と続いた。