Googleが「Android Enterprise Recommended」プログラムの立ち上げを発表した。企業での使用に関する同社の要件を満たした端末を推奨することで、エンタープライズ分野における「Android」の存在感を高める狙いがあるようだ。
サムスンは最初の推奨リストに含まれていないが、全体的な要件の策定に関わったという。Googleは次のように述べている。
Android Enterprise Recommendedプログラムの開発の過程で、われわれは全体的な要件に関してサムスンと密接に連携し、同社にプログラムのローンチパートナーになるよう求めた。今回発表したのは最初のパートナーグループだ。われわれは今後、さらに多くのOEMと連携していく予定だ。
Android Enterprise Recommendedのリストには、LGやNokia、Huawei(ファーウェイ)、BlackBerryなどのデバイスが含まれている。Googleはこれらの端末について、複数のプライスポイントに対応するものになっていると述べている。ただし、パートナー向けの価格に関する方針は設定されていないようだ。
Android Enterprise担当ディレクターのDavid Still氏は、今回発表された最初のパートナーリストを今後拡大していくと述べている。2018年を通して、「専用」デバイスのOEMやモバイルキャリア、エンタープライズモビリティ管理(EMM)プロバイダー、システムインテグレーターといったパートナーにもAndroid Enterprise Recommendedの枠組みを適用していくという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。