日本株展望

PERの見方を分かりやすく解説--PER何倍なら割安?

ZDNet Japan Staff 2018年02月28日 11時01分

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今日のポイント

  1. PERは株価割安度を測る最も代表的な指標
  2. 「何年で元が取れるか」という考え方から出てきたPER評価
  3. PERだけでは割安割高を判断できない
  4. 今期と同じ利益が今後ずっと得られるわけではない
  5. 不当に低PERに放置されている銘柄は「買い」、過剰な期待で高PERに買われている銘柄は「売り」

 これら5点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 今回は読者から質問の多い「PERの見方」を解説する。

PERは株価割安度を測る最も代表的な指標

 PERは「ピーイーアール」または「パー」と読む。日本だけでなく世界中の投資家が見る重要指標なので、PERの見方をきちんと理解しておくことは株式投資をする上で重要である。PERは以下のように計算する。

・PER = 株価 ÷ 1株当たり利益

 株価を1株当たり利益で割って計算する。言い換えると、PERは「1株当たり利益の何倍まで株価が買われているか」を示している。一般的に倍率が高い方が株価は「割高」、低い方が「割安」と判断される。

 以下の「参考1」は、さらに詳しい説明が必要な方だけご覧いただきたい。

参考1:PERの別の計算方法

・PER = 株式時価総額 ÷ 純利益

 株価に発行済み株式総数を掛けたものが株式時価総額である。1株当たり利益に発行済み株式総数を掛けたものが純利益である。PERはこの式でも計算できる。PERは株式時価総額が純利益の何倍かを表している。

 会社を丸ごと買収するには株式時価総額分の買収資金が必要である(買収に掛かるコストを勘案しない場合)。会社を丸ごと買収すれば、純利益を全て獲得できる。

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