編集部からのお知らせ
新着記事まとめPDF「ランサムウェア」
注目の記事まとめPDF「Chrome OS」

楽天、独自の暗号通貨「楽天コイン」構想を発表

ZDNet Japan Staff

2018-02-28 11:32

 楽天の会長兼社長である三木谷浩史氏はスペインのバルセロナで現地時間2月27日、「Mobile World Congress 2018」の基調講演に登壇し、「楽天コイン」構想を発表した。

 「楽天コイン」はブロックチェーン技術と同社のポイントプログラム「楽天スーパーポイント」を基盤とした新たな暗号通貨だ。同社は傘下企業のサービスで会員IDを統合し、さまざまなサービスや店舗で楽天コインを使用できるようにする計画だという。具体的な導入時期などは明らかにされていない。

 楽天は2014年にビットコイン決済代行サービスを提供するBitnetに出資、2016年には同社の知的資産を取得している。また同年、ブロックチェーン技術についての研究開発を行う「楽天ブロックチェーン・ラボ」を英国に開設するなど、以前からブロックチェーンに関する取り組みを進めてきた。

 基盤となる楽天スーパーポイントは、提供開始から現在までで、約1兆ポイントが付与されているという。

 三木谷氏は発表で楽天コインを「Borderless Currency」(国境のない通貨)と呼ぶなど、国際的に利用できる通貨にすることを目指しているようだ。米TechCrunchの記事では、楽天コインの導入には2つの目論見がありそうだと分析している。1つ目は各国政府が発行する通貨を使用した場合に発生する両替手数料やその他の問題を回避することで、国際的な利用を促進することであり、2つ目は単純に、暗号通貨に対する高い関心を利用して、同社のポイントプログラムに対する関心を呼び込むことだという。

 楽天は海外でもサービスを展開しているほか、Viberを始めとして国外の有力なサービスも多数傘下に収めている。楽天コインは、それらの傘下サービスのシナジーを国際的に高めていく戦略の一環として位置づけられているようだ。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    マンガでわかる―Webサイトからの情報搾取を狙うサイバー攻撃「SQLインジェクション」、どう防ぐ?

  2. 経営

    迫られる改正電子帳簿保存法対応--中小・中堅企業に最適な簡単&現実的な運用方法とは

  3. 運用管理

    AWS、GCP、Azureを中心としたクラウドネイティブ環境における5つのセキュリティ強化策

  4. 運用管理

    5G時代におけるクラウドサービスの問題点、通信の最適化・高速化を実現する「MEC」の活用事例を紹介

  5. コミュニケーション

    情報が見つからない&更新が進まないFAQページは絶対NG!効果的なFAQを作成・運用するために

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]