リバーベッドテクノロジーは3月1日、クラウドベースのSD-WAN(Software Defined WAN)ソリューション「SteelConnect」の最新版を発表した。
SteelConnectは、ハイブリッドWAN、支社のLAN/WLAN環境、データセンター、クラウドを含む分散型ネットワークファブリック全体で統合型の接続とポリシーベースのオーケストレーションを提供するもの。最新版では、AWS Direct ConnectとAzure ExpressRouteを新たにサポートした。その結果、ワンクリック接続が強化され、AWSとAzureに対する最適化が実現されている。
さらに、Riverbed Xirrusアクセスポイントのゼロタッチプロビジョニングにより、SteelConnectとRiverbed Xirrus Wi-Fiのシームレスな統合を可能とした。また、SteelConnect SD-WANゲートウェイ用のLTEワイヤレスオプションが追加されたことで、より柔軟な導入に対応できるようになったという。
SteelConnectはクラウドを中心としたソフトウェア定義型のアプローチによって、俊敏性、効率性、柔軟性を高め、クラウドとデジタル上での目標を早期に達成できるようにすることで、企業のネットワーキングアプローチの変革を支援する。ここ数年、SteelConnectは導入数を急速に伸ばしており、数百社に上る企業がSDN(Software Defined Network)に向けた革新的で包括的なアプローチの恩恵を受けているという。
リバーベッドは、最新の機能強化を通して、統合型Wi-Fi、自動クラウドネットワーキング、柔軟な接続オプションを提供し、包括的で使いやすいソリューションにより、クラウドとデジタルの時代におけるネットワーキングの水準を再度引き上げることを目指すとしている。