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日本株展望

10万円以下で買える「株主優待株」スクリーニング方法を解説

ZDNet Japan Staff

2018-03-07 12:49

今日のポイント

  1. 優待投資の良い面と悪い面
  2. 魅力的な優待銘柄を自分で探すには?
  3. 株主優待株の面白スクリーニングいろいろ

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 今回は読者の皆さまからご質問の多い「株主優待銘柄の検索方法」について解説する。

優待投資の良い面と悪い面

 最初に知っておいていただきたい優待投資の「良い面」と「悪い面」について説明する。

株主優待とは

 日本には「株主優待」という世界でも珍しい制度がある。上場企業が株主に感謝して贈り物をする制度である。本来、株主には配当金で利益還元するものだ。ところが、日本の個人株主の一部にお金(配当金)をもらう以上に贈り物を喜ぶ傾向があることから、日本には積極的に株主優待を実施している会社が多数ある。

株価を見ない?優待投資家

 「株主優待」目当てで株を保有する投資家の中には、良い意味でも悪い意味でも、短期的な株価変動を見ない傾向がある。

 「良い意味」の面は「結果的に落ち着いて長期投資ができる」ことを指す。魅力的な優待を提供している小売り・サービス業には、近年、安定的に業績を成長させ、株価が大きく上昇したものが多数ある。

 毎日、株価を見て一喜一憂していると、株価が少し上がると売りたいと考え、逆に悪い材料が出て下がってきても売りたいと考える。長期的な株価上昇を取るには、短期的な値動きは見ない方がいいこともある。

重大な悪材料が出て株価が大きく下がる場合はいったん売った方がいい

 株主優待を重視する投資家(優待投資家)は、一時的に業績が悪化し株価が下がってもあわてて売らない傾向がある。これは、長期投資家としての良い側面である。ただし、株価を見ないという悪い傾向もある。重大な悪材料が出て株価が大きく下がるような場合は一度売った方がいい。

 例えば、2010年1月に会社更生法を申請したJAL株は、株主優待券(航空運賃の50%割引券)目当ての個人投資家がたくさんいた。財務や業績に重大な問題が発生し株価が大きく下落していたのに、株主優待目当ての投資家は売らずに持ったままだった。

 とはいえ、「売るタイミングの判断がつかない」という方は自分なりのルールを決めよう。例えば、「買ってから株価が30%以上、下がったら売る」といったルールである。これは下げ続ける銘柄を黙って持ち続けないための知恵だ。

優待廃止あるいは優待内容を大幅にカットする企業は「売り」

 優待投資家は業績を見なくても、株主優待内容の変更はよくチェックしている。優待廃止や優待内容が大幅に悪くなる場合は売ることが多いそうだ。この場合は売りの判断でいいだろう。株主優待をカットする企業は業績や財務が悪化し始めていることが多いからである。

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