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SAPジャパンは3月7日、通信事業者の収益性向上を支援する「SAP Big Data Margin Assurance」のクラウド版を提供開始すると発表した。
SAP Big Data Margin Assuranceは、通信事業者が顧客ごとの利益率を最適化できるよう支援するもので、インメモリデータベース「HANA」を使うことで、ほぼリアルタイムのビッグデータ分析が可能となる。通信事業者は、費用と収益を分けて分析するのではなく、サービス・料金体系・投資利益率を、個々の契約における費用や収益と結び付けて評価することができる。
今回提供するのは、SAP Big Data Margin Assuranceの全機能をクラウドサービスとして提供するもので、英Vodafoneと共同開発したサービスがベースとなっている。
サービス基盤にはSAP Cloud Platformを活用。ホスト先としてAmazon Web Services(AWS)を選択できるが、今後はクラウド事業者を追加していく予定。欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)をはじめとするデータプライバシー規則に対応するセキュリティ機能やデータ保護機能も備わっている。
データセットが128Gバイトに限られた試用プランなどが用意されており、HANAのデータベース容量によって利用料金は異なる。
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