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日本株展望

波乱相場でも輝く?--ビューティー関連の堅調には理由がある

ZDNet Japan Staff

2018-03-09 11:25

今日のポイント

  1. トランプリスクの顕在化で波乱相場再び
  2. 波乱相場のなかでも輝く「ビューティーセブン」
  3. ビューティー関連の株価が堅調な理由は?

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

トランプリスクの顕在化で波乱相場再び

 内外市場は今週も波乱含みの展開となった。トランプ大統領が先週表明した鉄鋼製品とアルミ製品に対する輸入関税を巡る悲観を嫌気して米国株式は一時急落。特に、保護貿易政策に反対していた国家経済会議委員長のゲーリー・コーンが辞任を表明したことで、ホワイトハウス内部の亀裂観測も悪材料となった。

 コーン委員長は、投資銀行最大手のゴールドマンサックス社長を務めた経歴から、「不安定なホワイトハウス内で経済や金融市場を理解する良識派」と見られていただけに、その辞任の報は市場に不安を広めた。

 とは言っても、輸入制限を含む貿易政策の変更や実施は議会の承認が不可欠。ライアン下院議長を筆頭に共和党議会は即時に反対を表明した。経済界も「報復関税合戦」などの副作用に懸念を示すなどし、一時高まったリスクオフ(回避)は落ち着きを取り戻した。図表1が示すように、2月5日の米国市場で一時50%超まで上昇した「恐怖指数」(VIX指数=先行きの株価変動率予想)は17.7%まで低下(3月7日)し、米国株が下値を切り下げる動きとなっていない。むしろ、近年の米国経済をけん引するIT業界の勢いを示すように、FANG+(プラス)指数やフィラデルフィア半導体株価指数は今週史上最高値を更新した。2月に後退したリスク許容度が回復しつつある現象として注目している。

 国内市場は当面、9日の米雇用統計発表や20~21日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を踏まえたドル円の方向感を見極める展開を見込んでいる。

図表1:2月の株価波乱を象徴した米国の「恐怖指数」は低下した


注:「恐怖指数」=VIX Index (CBOE S&P500 Volatility Index)<米国株式市場の先行き変動率予想を示す>
出所:Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(2018年3月7日)

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