アライドテレシスは、、米国バーモンド州ノースフィールドのNorwich大学の応用研究機関企業「Norwich University Applied Research Institutes(NUARI)」と連携し、サイバーセキュリティ教育研修事業を開始した。また、ぺネトレーションテスト(システム侵入テスト)ラボによるサイバーセキュリティ研究開発もスタートさせた。
研修やトレーニングでは、NUARIが開発したウェブカンファレンスツール「DECIDE Platform」を使用し、サイバーセキュリティ対策演習を行う。DECIDE Platformはさまざまな業種向けに15種類以上のシナリオを備え、米国政府機関、金融業などの民間企業に利用されている演習ツールでもある。
サイバー脅威・インシデントに対応した幅広いシナリオを利用し、オンライン上の動的な環境でシミュレーション演習を実施することで、参加者は実践的に意思決定スキルを向上させ、脅威に対して速やかに適切な対応ができるようになる。
また、ぺネトレーションテストラボとして「アライドテレシス サイバーセキュリティラボ」を2018年第1四半期に開設する。同ラボでは、顧客のネットワークの脆弱性診断と、それによるセキュリティインシデント発生の可能性・影響度などをこれまでのデータを元に検証し、適切な対策などを研究開発していく。
アライドテレシスでは、脆弱性の診断とぺネトレーションテストサービスとを連携させ、同社の「SES(Secure Enterprise SDN)」ソリューションによる強固なセキュリティ対策を提供していく。