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調査

世界PC出荷台数、2017年は2.7%減--IDC調べ

Natalie Gagliordi (ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2018-03-13 07:30

 IDCの最新の調査によれば、2017年の個人用コンピューティングデバイス市場の世界的な出荷台数は2.7%縮小しており、流動的な状態が続いている。

 IDCの定義する個人用コンピューティングデバイス(PCD)の範囲はかなり広く、この市場には従来のPC市場(デスクトップPC、ノート型PC、ワークステーション)以外にも、スレート型タブレット、デタッチャブル型タブレットが含まれる。

 レポートでは、この減少傾向の原因は、従来の形態のデバイスに対する需要の冷え込みと、部品の供給不足にあると推測している。その一方で、ビジネス用PCの更新需要が続いていることから、商業活動やノート型PCの出荷は増加に転じている。

 IDCは、2017年には2億5940万台だった従来型PCの出荷台数が、2022年には2億4830万台に減少すると予想している。ただし、Microsoftの「Surface Pro」のようなデタッチャブル型のタブレットなどを含めると、2022年まで年平均成長率(CAGR)0.1%の穏やかな成長が続くという。

 短期的には、消費者のスレート型タブレットと従来型のPCのフォームファクタに対する需要が引き続き低迷したまま推移するため、2018年には前年比3.2%減となると予想されている。商用デバイスの更新需要は予想対象期間を通じて高い状態が続くものの、2020年以降は市場が成熟し、Windows 10への移行も終わることから、勢いは鈍化する見込みだという。一方、2018年と2019年のデタッチャブル型タブレット市場は、この種のデバイスの商用利用が進んでいることから、成長すると予想されている。

 IDCのデバイスおよび拡張現実(AR)/仮想現実(VR)担当プログラムバイスプレジデントTom Mainelli氏は、「課題は残るものの、PCD市場の全体的な発展が続いており、肯定的な兆候も多く見られる」と述べている。

 「コンバーチブル型やデタッチャブル型などの新たな形態は、消費者市場と商用市場の両方で、引き続き長期的な成長を見せるだろう。『Chromebook』を受け入れる消費者の数が増えていることから、このプラットフォームは今後も注目を集めるとみられる。また、ゲーミング分野も成長する見込みで、出荷台数と平均販売価格の両方のトレンドが上向いている」(Mainelli氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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